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靖国問題

靖国神社参拝を頑なにやめようとしない小泉首相に対して、韓国、中国から非難ごうごうであります。

この問題については、「韓国・中国と日本の歴史認識の違いがあり、その溝を埋めなければならないのである、ウム」という点について侃々諤々の論議が積み重ねられているのであります。

オレ自身の考えとしては、韓国・日本が非難する歴史認識や戦争責任問題については、「中韓両国のミナサマ、あんたらちょっとしつこすぎませんか?だったらどうすりゃいいの?」っていう印象であり、それじゃぁまるで「誠意みせろや」といって迫ってくる、コワイヒトビトと同じじゃないか、と思ってしまう。

その意見はひとまず置いとくとしてもですね、「ちょっと待て!」と言いたい。

小泉首相の行動には、「歴史認識の差違」という点以外に、もっと目を向けるべき点があるんじゃないか?

で、なぜ小泉首相が各方面からの追求をのらりくらりとかわしてまで靖国参拝を辞めないのかと言えば、これは田中宇氏が指摘しているとおり、「

日本はこのままアメリカ配下で生きてゆくのであって、中国と一緒にアジアを支配するつもりはない」
という意思表示だろうと思う。

その点について、TVや新聞では全く触れられていないのはなぜか。単純な歴史認識の差違で、小泉首相は熱心な神道なヒトだとでも思っているのか。(本当はどうなんだろう。仮にそうならば、”個人的な信教の自由!”をもっと主張してもいいだろうに)それともみんな、その点に気づいていないのか。あるいは気づかないふりをしているのか。

一般人としての考え方があれば、靖国参拝についてこれほど近隣諸国からうるさく言われたならば、超タカ派であった中曽根元首相のように、「少なくとも在任中には参拝はしません」、といった行動をとるんだろう。しかしそれをしないということならば、これはもう田中宇氏の「ハッキリとした外交的な意図を持って参拝している!」という説を注目をせざるを得ない。

で、なんでそんなことするかと言えば、これは「リーダにはなりたくない。どこかの大国の庇護にあるナンバー2で結構」というのが今の小泉首相の考えだからだろう。

世界であろうとアジアであろうと、その地域の指導的立場に立つならば、それはいろんな意味で大変な事である。(政治的、経済的な負担は相当であろう。アメリカをみよ。世界の警察だと威張ってるもんだから、中近東で戦争もしなけりゃいけない)そんな大変さを、戦後日本はアメリカの庇護の下で横目でみつつ、成長を続けてきた。金銭的な負担はあったにせよ、親方アメリカの命令に沿って行動してりゃよかったんだから、そりゃ「楽」だったんでしょう、たぶん。だから、それをこれからも続けてゆきたい。世界のリーダたる立場は負担が多くてしょうがない。だから、アメリカが”弱く”なってきていても、昔のまま「ついて行く」という姿勢を崩したくない、これがおそらく小泉さんの考えなんだろう。(これは田中宇氏の「国際ニュース解説」記事の受け売りであります。)

まあ、たまにアメリカに造反したりすると「ピーナツがどうしたこうした」と悪事を暴かれて、失脚させられたりするから、それをおそれているのかもしれませんが。

まあ、そんなことで、小泉首相は決して靖国参拝はやめないでしょう。やめるとすれば、アメリカが徹底的にチカラをなくしてしまう状況になり、他の列強(EU?中国?ロシア?どこでしょう)の配下に入るときに、その行動が障害になる場合。そのときです。

で、一方の主役である靖国神社ですが、ここは基本的に明治以降の戦争で犠牲になったヒトタチをまつってある神社であるので、日本人として参拝するって事は決して不自然ではないと思う。

それをもって「戦争賛美」とか言われるのは困ったもんだとも思う。

戦争に負けた日本は、戦争犠牲者がまつられた神社に参拝することも出来ないのか?

そんなことを書くと「決してそんなことは主張してない。犠牲者をまつるのはよしとしても、戦犯がまつられた神社に参拝するのはケシカランのだ」となる。

なら、戦犯だけ別に祀れば と思うし、そういった意見もあるようだけど、神道としてそういった事は出来ないらしい。(との、靖国神社の見解がWEB上に掲載されていた)

かといって、政教分離の原則があるので、「外交上まずいから、なんとかならんか」と政府から神社に指導するわけにはいかないし。

そんなことを考えながらいろいろなニュースなどをつらつらと読んで初めて知ったことがあった。

東京裁判で裁かれた戦犯のヒトビトって昭和何年だかの国会での審議を得て靖国神社に合祀することを決めたらしいのですね。合祀するために、国会で戦犯であることを許すっていうような決議がなされたって事です。靖国神社はそれを受けて、戦犯として裁かれた人達も他の兵士の皆さんと一緒に祀られているって事です。

ツー事は、日本としては「トージョーヒデキは既に戦犯ではない!」と言うことを決めたってことでしょう。
ならばなぜ、それをちゃんと主張しない。何かまずいのか?

そこんところをちゃんと指摘して、説明して問題解決をはかってよ。

なんだか、お互い(中国・韓国と日本)でうわべだけの事を言い合ってるだけのような気がするな。
論点がずれてる。あるいは、わざとずらしている。(どっちも)

最後に、中国・韓国にエライヒトタチ。キミタチは昔の事をほじくり返しすぎ。日本が行った行為を正当化する気はさらさらないけれど、他のアジアの国々でも言ってるように「日本人は昔の事をぐずぐず言い過ぎ。今後の事を真剣に考えろ!」という部分を(も)大切にしよう。まあ、あえて昔の事を掘り返していろいろとクレームをつけてくるのは、それぞれのお国の事情による戦略だと思うけど。

もっとも、日本としてはリーダとしての責任を負ってそんなことするよりも、ずるずると文句を言われながらも責任回避しつつ、経済的なメリットのみ享受したいと思うだろうし、実際そうして行くんだろうな。

だからそんな国は、国連常任理事国入りする資格はないな。資格はないけど、その資格のなさは「戦争責任の自覚がない」という理由じゃなくて、「世界をリードしてゆく気がない」という点においてです。

そんなわけで、乱文失礼。(文章があまりにひどかったので、修正しました)

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