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DVD「亡国のイージス」

「亡国のイージス」を観る。
原作は読んだけど、詳しい部分は忘れてしまっていた。で、観終わった後にもう一度原作を読み直しているところです。

ということで映画の話ですが、まず思ったことは”長大な原作を頑張ってまとめたな”と言うこと。なので、この映画を観ただけだと今ひとつ意味がわからない部分が多々ある。特に原作には描かれてるが映画では説明がほとんど無い如月の生い立ちなど。途中でチラと何故今の如月があるかという説明的なカットがあるけど、アレ観ただけじゃ「よくわからないけど、なんだか大変な事やっちまってこうなったんだな。」という事くらいしか判らない。ので、如月のキャラクターはちと弱い。まあこの映画の主人公は仙石演じる真田広之だからしょうがないのかな。しかし、仙石がなぜあれほどまで張り切ってしまうのかと言うのも”専任だから”と言うだけでは弱い。それに”なんでそんなに頑張るのかがよくわからない”のは他の登場人物にも言えること。また北の工作員に協力する副長以下士官らの動機付けもとても弱い気がするな。小説ではそう言った部分を長々と説明できるけど、映画では無理だからしょうがないか。

なんてことを思ってみてたけど、映画自体はなかなか面白い。僚艦をミサイル攻撃するシーンなどの緊迫感はなかなかだし、爆発シーンの特撮に金かけたりしすぎずその見せ方も上手い。惜しむらくは先のも書いたとおり、物語を引っ張る登場人物たちの動機に共感出来ないので、いろんな場面でみんな頑張ってるんだけど、それを観ても”だから?”という気がしてならない点があること。副長が撃たれた直後、血がダラダラ流れ出して息も絶え絶えなのに、その後如月を担いで艦橋上ったり、エンジン室まで歩いていって爆弾を爆発させたりするのはチョットね。”あんた、そんなに元気だったのかい?それよりエライ士官殿なんだから、ひげくらい剃ろうよ”なんて思ってしまう、そんな納得できない部分が多くて困る。(苦笑)

まっ、そんな風な気になる点もあるけれど、映画としては面白い。CGも最小限に抑えられてると思われ(チャチいとの批判もあるけれど)、上品でよし。同じ原作者で同じ時期に公開になると言うことで話題になった「終戦のローレライ」とどちらをとるかと言われれば(誰もそんなことは言わないが)オレならば、「亡国のイージス」ですね。エンタテイメントとしては「終戦の〜」かも知れないけれど、僚艦轟沈までのシークエンスは特筆すべき。と言うことで映画としてはこちらの方がドキドキさせてくれました。で、話は突然変わって”映画と原作のどちらがイイか?”と聞かれれば、これは両作品ともに”原作”でしょう。まっ、それはしょうがないかな。

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