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ソフトバンクのCMが変わりました。

ソフトバンクが「電話もメールも0円!」ってやって、業界から総スカン食らったあげくお役所から注意を受けて、TVCMの画面に大きく出てくる「0円!」って文字を少し小さくして、その下にいろいろと注意書きを表示し始めた。

まっ、あんな事しても焼け石に水(ちょっと表現がちがう?)だし、あんなもん読めないし、たとえ読めても誰も読まない。

ああいうやり口って、消費者金融のCMでもやってて、あれも誰も読んでなんか無いんだろうけど、「画面に出てる」って事が重要なんだろう。そういった意味で言えば、ドコモの社長が「注意書きが小さすぎる!」って起こってるのは的外れ、っていうか、後々自分の首を絞めるぞ、って気がします。アレって保険会社の契約書などに(わざとのように)細々と書き連ねてある免責事項などと一緒。みんなわかっててやってる。ソフトバンクがあれだけ大きく叩かれるのは、やっぱ「目立ちすぎ」だからでしょう。番号ポータビリティ制度開始の前日にアレをぶちあげると、そりゃぁインパクトがあって、客を取られてしまうと思われる他社は怒るね。でも、他社ももっとインパクトのある企画を立てりゃよかったんだけど、そういった意味では孫チャンの作戦勝ち。

で、そんなニュースを横目で見ながらオレとしては「誰だってまさか0円になるとは本気で思わないだろう。何か仕掛けがあるとにらんで、様子見じゃぁないか?」と考えてたけど、かなりの反響があったみたいで驚いてもいる。なんであんな宣伝をあっさり信じるんだろう?

それで思い出したのは、数年前に仕事がらみで選挙の投票所にいたときのことである。その投票では立候補者名と政党名をそれぞれの用紙に書き込む小選挙区比例代表制での投票で、投票所にきた有権者に対して役所の選挙担当者がそれぞれの用紙に立候補者と政党名を書くことを説明するんだけど、一人それが全く理解できない人がいてビックリした。係のヒトがいくら説明してもその人は制度が全く理解できないようだ。その日はその選挙における不在者投票の初日で、かつ午前中だったから、それなりに政治に興味がある意識の高いヒトがくるモンだと思ってた事もあって、その出来事には心底ビックリしたもんであります。オレが聞く限り、あの説明は中学生でも理解できると思うぞ。それが全く理解できなかったようで、最後は逆ギレしてた。投票所の奥で待機していたオレは、その会話を聞いて悲しくなったね。たぶんどこかの政党関連団体のヒトで、訳がわからないままに「とりあえず投票用紙に教えた名前を書けばいいから」くらいのことを言われて投票所にやってきたんだろうけど。で、現場で聞いたことのない説明をされて、それが全く理解できず混乱して怒り出してしまったんだろうな。

なぜそんな事を思い出したかって言うと、あのときのようなヒトにとっては画面下の注意書きなんて全く意味がないだろうってことです。絶対読まないよ。まっ、読んだとしても理解できないんだろう。で、0円に飛びつく人々ってたぶんそういったヒトが大半を占めるんじゃないかな。偏見と指摘されることを覚悟で言えば、そういった人々に限って月に何万円も携帯代を使ってて、少しは安くしたいって気があるから、ぱっと見にはとてもお得に見える宣伝に飛びついてしまうんだろう。サラ金で困ってるヒトもそういった人々が多くを占めるんじゃぁないかな。

確かに曖昧に良いところしか宣伝しない業者も悪い。だけど、それを頭から信じてしまう消費者も悪い。で、今回の一連の出来事でわかったことは、業者も国も”消費者は頭が悪い”と思ってるって事。それだけ。

最初と最後の内容に格差あり。タイトルに騙されるな。

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