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第十回ウエスタンボウル 観戦記

中四国学生リーグで優勝し、平和台ボウルで九州学生リーグの優勝校の九州大学を破った愛媛大学ボンバーズと関西学生リーグDiv.1 6位の同志社大学ワイルド・ローバーズと対戦した「ウエスタンボウル」を見に行きましたので、その報告であります。

6位とはいえ関西学生のDiv.1の同志社大学に中四国および九州学生ナンバー1の愛媛大学がどこまでがんばれるか、実力差ってどれくらいなのかを楽しみに見に行きました。前日は雨だったんですが、当日は晴れ。風は冷たかったんですが、コンディションは良好な広島広域公園第二球技場での観戦です。

Jリーグ サンフレッチェ広島の本拠地「広島ビッグアーチ」の隣にある3000人収容の人工芝のグランド。雰囲気としては、関東地区ではアミノバイタルフィールドのメインスタンドをデカくしたかんじで、関西では長居球技場といった雰囲気でしょうか。当日の入りは目分量で500人くらいかな?そんなカンジのスタンドでしたが試合はどうだったんでしょうか。

続きは長いです。

13:30キックオフ予定で、その前に選手入場のセレモニーっぽいのがあったけど、今ひとつ盛り上がらず。特に同志社側。まあ、入場時の音楽が聖歌っぽい歌じゃぁ盛り上がりようがない。あれって校歌なのかな?一方、愛媛大側は地元ということもあって(ちょっと違うけど)、応援団(十数人だけど)が例の空気を入れてバンバン鳴らすスティックを持っての応援で、こちらはそれなりに盛り上がった会場でありました。なお、両チームともにヘルメットに同じシールを貼ってた。たぶんウエスタンボウルの記念シールなのでしょう。

コイントスの結果、愛媛大がレシーブを選択し試合開始。1Q:12:00の試合であります。今回はスタンドがすいてたこともあって、ゲームクロックがちゃんと見える場所で、かつ日当たりの良い場所をゲット。オレの後ろには同志社大のスカウティングチームのお嬢さん方が一生懸命ビデオを撮ってらっしゃいました。ワンプレー毎に体型その他を声に出されてて、大変そうだなーと思いつつの観戦。

同志社大のキッカーはなかなかヨイ。Gライン前あたりへのキックで、キックのツメもきつくそれほどゲインはなしでのオフェンス開始は愛媛大。体型はIです。対する同志社大は4-4,または4-3。

愛媛大のオフェンスは、プレーがすべてベンチから出てて、選手はみな腕につけている乱数表を見ながらのプレーでした。途中、多少混乱したり互いに確認しあったりの場面もありましたが、おおむねうまくいってた様子。一方の同志社大としては、ほぼノーハドルでプレーが行われるのでとまどっている様子もあり。そのためか、ファーストシリーズではDLがコントロールされてて、ランプレーがそこそこゲインしている状況でした。しかし、結局パントになり同志社大の攻撃。SG体型です。愛媛大は5-2または4-3。で、SGからのドローでいきなりTDを奪われれしまう。(1Q残り8:06)ほぼ95ydsのゲイン。真ん中ドローで、ラインバッカーのタックルミス(っていうか、すれ違い)から左ライン際を駆け上がって、リードブロックもうまくいってのTD。これをみて「あちゃー、ダメかー。やっぱ関西一部は強い。試合にならないのか」などと思ってしまいました。TFPのキック成功で7-0。愛媛大の先行きに暗雲が・・・。

その後の愛媛大の攻撃ですが、同志社大のディフェンスが今ひとつぴりっとせず、真ん中のランとアウトへのショートパスで着実にゲイン。ライン戦で愛媛大は一歩もひけをとってない印象であります。結果、1Q 残り4:44 ゴール前10yds。リバースからのランで、タックルミスも重なりTDを奪いキックも成功で7-7の同点に。これは期待できそう。

しかし愛媛大はラインは踏ん張って中の速いプレーはとまるが、ドロー系の遅いプレーやオープンへ流れるランでは一発目のタックルが外される、またはカットでかわされてロングゲインを奪われる。ここら辺の個人的なテクニックが関西1部と地方リーグとの実力の差か?などと考えているうちに2Q 残り10:21同志社大 I体型からのパスでTDを奪う。キックも成功で14-7に。

試合は進んで2Q残りわずか。立て続けのパスで敵G前6ydsで同志社大タイムアウト。タイムアウトが終わりレディーフォープレーがかかるとすぐに今度は愛媛大がタイムアウト。前半残りわずかで駆け引きしてます。が、そんな駆け引きをしたかいもなく残り0:03で同志社大 簡単にパスでTD。DBもぴったりついてたけど、こんな場面でキッチリパスを通すのもやはり関西1部の実力か?で、キック成功で21-7。次のキックオフリターンで残り0秒となり、前半終了です。

前半の総括としては、ライン戦は互角。キッキングゲームは同志社大の圧倒的勝ち。愛媛大はパントで良いポジションが取れずにいる。TD3本対1本だけど、愛媛大も決して負けてない印象です。ただ、RBの個人技やパスの正確さでは同志社大に軍配が上がって、その差分の点差のような気もしました。

ハーフタイム中に、中四国リーグの優秀選手の表彰が行われる。おめでとうミナサン。ただ、スーツはまだ今ひとつ似合ってませんでした。

なんてしてるうちに後半突入。

で、後半は同志社大のリターンで開始。3Q 10:21 パスをつないで敵陣11ydsに迫った同志社大。左ドローでTD。キックも成功して28-7とまたリードを広げる。愛媛大はパスを通されすぎ。2Q後半にはSG体型には3メンラッシュしてたのが、3Qからは4メンラッシュ(4-3体型)。LBが間に合わないのか?ゾーン守備だとおもうんだけど、LBとDBの間に入られてパスが通されている(と思われる)。パスが通ると、ランも出始める。ラインも押され気味になっているよう。愛媛大LB#60も苦労している様子。

一方愛媛大のオフェンスも、前半ほどゲインしなくなってきた。ラインが疲れてきたのかな?FDもなかなかとれず、パントも今ひとつで苦しい展開。

同志社大のオフェンス。愛媛大はDLを3メンに。3Qのこり6.:09。リードブロッカーがキレイにブロックした後を走って左オプションピッチから#22の個人技で抜かれて20ydsくらいのランでTD。が、オフェンスラインのホールディングでTDキャンセル。どうにも同志社大側の反則が多い。良いところで反則をしてしまう同志社大。愛媛大のプレッシャーが強いんだろうな。その後、愛媛大LB#21のウィークサイドからのブリッツなどが効果的に決まって得点ならず。3Q のこり1:36でフィールドゴールトライ成功で31-7と再びリードを広げる。が、ゴール前に迫るも反則やQBサックでTDとれない同志社大オフェンスも今ひとつ。っていうか、愛媛大が良いのかな。

続いて同志社大のキックオフ。後半になって同志社大のキックオフは低く短いキックとなっている。ロングゲイン防止かな。

4Qに入って同志社大の攻撃。敵陣でのパスをレシーバーが大きくはじいたのを愛媛大ディフェンスがダイレクトでキャッチしてターンオーバー。反撃を期する愛媛大は4thパントでパスを試みるも失敗でなかなか攻めきれず。そんな膠着状態のなか、愛媛大は入ってのパスプレーが通り始める。同志社大の反則などでゲインを重ねるもやはり攻めきれず35ydsのフィールドゴール体型。で、キックと思わせホルダーの#13(QB)がパスを試みるも失敗し、4thダウン・アウト。ラン、パスともそれなりに再び出始めてるんだけど、ランならラン、パスならパスばかりのシリーズが続いてる気がする。もっとバランスよく組み立てた方が良いのでは?と勝手な事を考えてしまったオレでした。

4Qに入って両チーム疲れも出たのか、プレーコールに混乱したり多少もたもたする場面が散見される。そんなかな、イライラも高じたのか、同志社大#22と愛媛大#55がもめたりといろいろ審判の人も大変だ。

その後それぞれ頑張るもTDはとれないまま4Qのこり0:27 愛媛大#21のブリッツでQBサック。タックルされたQBがこぼしたボールを愛媛大選手が押さえてターンオーバー。残りわずかで愛媛大、TDが奪えるか?

直後のプレー、WR#11への約45ydsのロングパス成功でゴール前にせまり残り0:19。その後立て続けのパスを投げるも最後はインターセプトされて万事休す。のこり2秒で同志社大はイート・ザ・ボールでタイムアップ。

結果、31-7で同志社大が勝ちました。

印象に残った選手としては、同志社大では#80の富田選手。彼のオープンラン時のしつこいブロックはすごかった。彼のブロックのおかげでかなりゲインしたと思います。それから、愛媛大の#11上田選手とと#10の選手。彼らへのパスはよく通ってましたね。もう少し精度が上がれば、結果も変わったかもしれません。

全体総括としては、予想よりも拮抗した試合展開のような印象でした。点差はそれなりに広がりましたが、個々のプレーでは愛媛大のがんばりには拍手を送りたいと思います。ただ、正確なパスプレーやRBのブロックを外すプレーなど、やはり個々の技術には差があるような気もしましたね。またパスディフェンスも同志社大が一枚上手という印象も持ちました。それが強豪揃いの1部リーグにいるチームと地方リーグ所属チームとの違いなのかなと思いますね。愛媛大のパスばかり、ランばかりのシリーズといった内容で、ベンチとしてはもう少し組み立てに工夫があれば、とも思いました。もっとも、すっかりシロートなオレには考えが及ばない深い意図があったのかもしれませんが。あっ、それから愛媛大ですが、ノーハドルでセットはしてたんですが、プレー開始は25秒一杯まで使ってて、ゆっくり攻撃していたようです。もしかすると、ベンチからのプレー指示をみてフィールド内のプレイヤー全員が左腕に付けている乱数表からプレーを見付けるのに時間がかかってただけかもしれないけれど。しかし、強豪相手にゆっくりと時間を使いながら攻めるってのは定石だから、やっぱり意図的にやってたんでしょうね。

いずれにせよ、なかなか面白い試合を見せてもらいました。入場料1000円(前売り。当日は1200円)の価値はあったと思いました。

ツーことで、ながながと失礼いたしました。

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