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映画「デス・ノート」を観た

オレとしては特に興味は無かったんだけど、いろいろとあって映画「デス・ノート」を観に行くことになった。

で、今公開されてるのは「後編」。この映画は日テレが仕切ってるらしく、「前編」は「後編」公開直前にTV放映されて、そいつを録画してたんで、まずはそれを観て予備知識の取得。漫画原作の映画化なので、イベントが乱立しててちょっと散漫で説明的すぎる印象でしたね。まあ、週刊連載原作だからしょうがないのかなと思ったり、よくまとめたなと思ったりしながら観たわけです。

で、感想を少し書こうかなと思ってます。以下、物語について知識があること前提でネタバレあり、注意。

まず、前編のラスト近くで主人公の夜神月(これで、”ヤガミ ライト”と読む)が恋人をデス・ノートを使って殺したと語る。なぜ愛する人を殺すのかオレは理解できなかった。話の流れでは、自分の正体を暴こうとしている天才的な探偵”エル”が率いる操作チームに参加するためだろうと思われるんだけど、それだけではちょっと理解できない行動にだった。

この主人公は、かつて優秀な警官である父にならって法律を勉強し、社会正義の実践を望んでいたが、それがだんだん心変わりしてゆく課程がよくわからなかった。だから、恋人を殺してしまうことの心理的必然性が感じられなくとても不自然な印象だった。もっとも原作ではもっとしっかりその心理が書き込まれてたかもしれないし、映画でもちゃんと描かれてたのに、オレがキチンと観てなかっただけかもしれない。いずれにせよ、その点が気になってしまって、「後編」の中心になるエルとの対決しなければならないという状況設定が唐突な印象でもあった。

まっ、それはともかく、エルとライトの対決自体はそれなりに緊張感があって良かったんだけど、いろんなイベント目白押しで、「前編」同様にちょっと散漫な感じを受けた。次から次に現れる危機に対して次から次に対応して行き過ぎな印象。「後編」で主人公に絡んでくるアイドルがあれだけいきなりライトを好きになるのもあまりに唐突過ぎるし、前の恋人が死んだ直後にいきなりアイドル歌手とつきあい始めるって不自然すぎないか?前の彼女が死んだのも、ストーリー展開上のご都合主義な気もしたね。それと、途中で出てくるミサの監禁シーン。あれって、あんな風に監禁する必要性って無いでしょ。原作にあるのかもしれないけど、中高生に対する思いっきりのサービスシーンでしょう。

この映画の中心はラストシーンの父子の対決にある「正義とは何か?」という事だろうけど、映画途中ではその点についての葛藤があまり描かれなかった気がして少し残念。だから今ひとつ主人公の行動に共感したりできなかったのかもしれない。

まあ、そんな事考えながら観たわけだけど、全体としてはまずまず面白く観られました。少なくとも寝なかったし。ただし、映画のラストの重要な部分でよくわからなかったことが2点ほど。

1点目は「なぜレムは自分が消える前に自身のデス・ノートにエルの名前を書いたのか?」
2点目は「なぜラストでリュークは自身のデス・ノートにライトの名前を書いたのか?」

1点目はライトが死神レムがそう書かざるを得ない状況を作り出したと考えるのが妥当だけど、観てるだけではわからなかった。
2点目は全く不明。死神リュークがライトに飽きてしまったってのが真相?死神の気まぐれ?

原作を読んでれば、あるいはもっと映画の隅から隅まで注意深く観ていればわかったのかもね。原作からなんだろうけど、いろいろと考えられた物語展開だったと思いますし。

追記)
わからない点については、webを検索するとファンの方が書かれた原作についてのコメントを読んである程度理解できたと思います。
で、1点目は「レムはミサを守る必要があった。そのためにはLを殺さなければならない。が、Lを殺せばミサの寿命を延ばすことになり、自分が死ぬことになる。(映画ではミサに死が迫ってたような印象ではなかったけど)で、結果、レムは自分が死ぬことを選んだ。」ということらしい。でも、ライトはそこまで死神の心理を読んでたのかな?
次に2点目。「死神が自分のノートに持ち主の名前を書く時は、そのノートの所有者が死ぬとき」というルールがあったらしい。(はじめに説明されるらしいんだけど、映画にはあったかな?)なので、あの場面でリュークがライトの書いたって事は、あのときがライトの寿命だったってこと(かな?)
まあ、オレが疑問に思ったことの回答は以上のようなモノらしい。
それから、映画のラストと原作のラストは違うみたい。映画のラストの方が丸く収まって良かった気もするね。でも、第二のキラだったミサがおとがめナシで生活してるのはいかがなモノか。ならば、ライトも素直に捕まれば死ぬこたぁなかったのに、と思ってしまう。

最後に、内容には関係ないけど、エルがライトの大学にやってきて、ミサとはじめてあう場面。あのシーンは緊張すべきシーンなんだけど、エルがかぶるひょっとこのお面のおかげで、場内の中学生らしき女子一団からは笑いが起きてた。笑う場面ではないんだよ。まあ、演出としてその線もねらったのかもしれないけど。

そんなわけで、まずまず面白い映画でした。で、登場人物では「高田清美」役の片瀬那奈ちゃんがとてもキレイで良かったです。で、「前編」を観たときには気づかなかったけど、この映画って監督は金子”ガメラ”修介氏なんですね。だからかわいいおねーちゃんをたくさん出してきたんでしょう。片瀬那奈ちゃんが一番魅力的だったけど、その他のヒトタチもかわいかったですよ。

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