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2006年10月1日 - 2006年10月7日

「半島を出よ」 下巻読了

出張移動の新幹線の中、読み続けて「半島を出よ」下巻読了しました。

で、感想は?

まずは面白かったというのが正直なとこ。上巻読了時に「あいつらどうなったんだ?」というワカモンも頑張ったしね。途中は殺伐としたシーンが多く、ちょっとねぇ などと思ってたけど、ラストはハリウッド映画っぽい、いい話になってたので読後感は良好でした。

一方、この小説、下巻末に列挙されている膨大な参考文献群をみればわかるとおり、作者の村上龍氏が「オレっていっぱい勉強したもんねー。それをみんなに教えてあげる」的な長い説明が多くて面倒くさい。そういった説明をバサバサ切り落とすともっとすっきりしたと思う。また、章ごとにいろんな人の視線からの語りになっているけど、時系列に進んだ後にまた戻ったりしすぎで、ちょっとまどろっこしい。

一つのイベントを多角的に描くとき、同じ場面をいろんな人の視点から描くって手法はよくあるけれど、この小説の場合、それぞれの章の中心人物の心象風景や感情が中心に描かれてるので、後半のクライマックスに向かう場面では「はやくはやく、次はどうなるんだ?」というオレの気持ち的には、今ひとつ。もっとテンポよく物語が進んで欲しかった。

まっ、北朝鮮の兵隊たちを単純な「悪」と描いておらず、それぞれ個人の視点から個人の価値観を基準に描かれてて、そういった点が読者をちょっと不安にさせたりと、多くの人の視線から多角的に物語りを描いたのは成功だったと思いますけど。

あっ、それから物語中の出来事で「あれっ?こんな事さっきの章で起こってたっけ?」というような章ごとに微妙に違ってたりした事がある気するのはオレだけ?

それは置いといても、ふがいない日本政府をはじめとする日本のオトナではなく、社会からはみ出したワカモンたちが重要な活躍をするわけで、それって強力な動機があったわけではなく「ヤツラ、気にくわないな、いっちょやってやるか、暇だしな」という2ちゃんねる的なノリでデカイことをやってしまうってのも現代的な感じで、そういった点に目をつけた村上龍はエライと思いますた。「希望の国のエクゾダス」でもあったけど、村上龍氏には”子供たちが堕落した大人たちをさしおいて何かデカイことをする”っていうことにが希望なんでしょう。

いずれにせよ、なかなか面白かったね。体調が今ひとつの時に読んだもんで、多少疲れ気味。本を読んで疲れたのは福井晴敏がノベライズした「ターンAガンダム」の小説を読んだとき以来だね。

で、評価は70点。なんで、今のところオレにとっての村上龍作品のベストは「愛と幻想のファシズム」で、得点は80点(くらい。もう読んだ記憶が曖昧。面白かったって印象のみ)

最後に、村上龍が戦争を描いたもの(”五分後の世界”とか)はその戦闘描写が容赦がないね。その残酷性が嫌いな人は嫌いだろうけど、実際には映画みたいにかっこよくはないと言うことを言いたいんだろう。「それでもおまえらは戦争するのか?こういった現実を知らずにおまえらは平和と叫んでいるのか?」ってことかな。

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亀田一家のやりかた

森昌子さん復帰の記事のヒット数が思いの外多かったのにはびっくりしました。

それはさておき、亀田兄のケガのこと。「ストリーム コラムの花道」や自身のブログでこのことを批判している勝谷誠彦氏や他のニュースによると、対戦相手は亀田兄のケガによる試合延期を知らなかったらしい件だが、これって単純に連絡ミスとか漏れとか相手サイドの怠慢による連絡遅れであるという可能性が高いと思うんだけど、「相手を軽く見てけしからん」という論調はちょっと違うと思うね。

それはさておき、上記状況になったり、延期により「やっぱり大晦日?」といわれたり、ケガした本人が記者会見に出てこないので「ケガは嘘?」などと陰口をたたかれる亀田一派は実にやり方がへたくそだと改めて思った。

ベルトをとった試合の結果についても、仮にあれがあらかじめ仕組まれたモノならばあまりにもへたくそだし、その後の対応も全くへたくそ。ヒール役ということで売りだそうとするにしても、もっと上手いやり方があるだろうに。あまりにへたくそ。

で、一方これまでの一連の出来事がやらせや仕込みがないとしても亀田一派の対応はダメ。現状ではバッシング派にたいして意地を張りすぎてぐずぐずな関係になってて、どうにも解決の方向性が見えない。まるで、某国の将軍様とそれに対する隣国のやりとりのようである。

世の中何が正しいというのはよく分からないけれど、今の世の中を見ると一応多数意見が基準になる。多数意見ではないことが間違いであるとは言わないけれど、多数意見にまずは合わせてみて(相手と話をする席にまず着く事)、それから自身の主張をちゃんと言うべきだと思うね。お互い「あいつのことが嫌いだから、話はできない!」と怒鳴りあってるみたいだ。

オレとしては亀田一派は「おまえらが言うとおりちゃんと対応したぜ。これ以上ナンの文句があるんだ?」ときちんと主張できる立ち位置をきっちり決めるべきだと思う。それをしないとどうしても「あれって何かヤバイ事を隠してるから、オレらの言うことにマトモに反論してこないんだぜ」と思われる。

いずれにせよ、いっぺん負けてみ、亀田兄。(そして弟)

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「半島を出よ」 上巻読了

村上龍「半島を出よ」の上巻をとりあえず読み終えた。

で、どうか。まず、登場人物が多くて混乱する。高麗遠征軍らの名前は朝鮮読みなので、区別がつきづらい。

まっ、それはおいとくとしてもなかなか面白いよ。時代を近未来(2010年)に置いているので、いま身の回りで起きている事がそのまま続いてゆくとそうなるのか、という不安を持ってしまう。日本人があまりに無能に書かれているんだけど、阪神大震災時の対応ほかこれまでの状況を思い出してみると、これが現実かもしれないとも思う。

上巻はまだおおきなイベントもなくクライマックスへの伏線を張ってるだけかと思えるが、淡々と福岡制圧の様子が描かれるがなかなかすごい。タダの思いつきで書いてるのではなく、かなり勉強してるんだろうなー と思えますね。本当にこんな事を(北朝鮮ではなくても)やられたら、どうなるんだろうか、とか、自分が物語の中に放り込まれたどんな行動をとるだろうか、とかいろいろと考えながら読まされる本でした。

で、上巻で出てくる社会からはみ出した日本人の若者たちが、物語後半でどう絡んでくるかが楽しみ。

では早速下巻を読みましょう。感想はまた。

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森昌子さん 感涙の復帰コンサート

めざましテレビで森昌子さんの復帰コンサートのニュース。

そのニュースの中で「昔と変わらない延びのある声」と明らかにヨイショなコメントを軽部さんが話してた。

復帰コンサートの映像も流れてたけど、明らかに声は衰えてたぞ。感動で涙声がちだったとしても、「昔と変わらない」というのは言い過ぎだろう。

関係者は認めないだろうけど、誰が聞いても分かる。これからが大変そうな森さんでありました。

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亀田一家のこと

先日、次男の亀田大毅選手の試合の後に観客が会場で大乱闘をやらかして、ブログによると亀田ファンのほうがたくさん暴れてて、それはちょっとコワイ筋の人っぽいとか、亀田父も参戦したとかでまたまた非難される大毅選手でありました。実力的にはまだまだだという評価ですが、将来性有りで問題はトレーナーだという意見は”デカイ態度が嫌いだからダメ”という非難一辺倒の人たちの意見よりもマトモな気がします。

で、長男の興毅選手ですが、リベンジマッチがケガのために延期だそうです。で、ジムは記者会見を開いたんですが、興毅選手当人の出席はなし。そのためか、”記者会見で提示された診断書は診断医の署名が無かったからニセモノだ”言われてたりします。確かに記者会見時のニュース写真をみると診断医名のところが空白になってました。それについては、「診断医に問い合わせが殺到することを避けるために、名前の部分は消して提示したんだろう。」という意見もありで、オレとしてはこちら方に説得力を感じますね。確かに写真をよく見ると、署名欄の下線部分が一部とぎれたりしてるように見えて、それって修正液(テープ?)で消したとき、一緒に下線まで消してしまった結果では?と見えました。

まっ、それはそれとして、延期された試合は年末に向けて調整しているとのこと。ベルトをとる前から亀田兄の試合は大晦日に予定してるという噂が流れてて、その後の試合でいろいろと世間から非難を浴びたりした結果(か?)、大晦日にはやらないと断言したわけだけど、これで結局は大晦日に試合をやることになるのかな。

そうなると、ナンだかなー。都合良すぎる気もするしなー。そこでわき出してくるのが”本当に大きなケガしたのか?”っていう当然の疑問。”ふつうスパーリングじゃぁそんなに大きなケガはしないぜ。”って事ですね。もし本当にそんなケガをしたのなら、ジムやトレーナーの指導が悪い!というこれまでも亀田問題の本質であると言われてきていたトレーナーである父親の資質に関する問題や、興行優先(っぽい)ジムのやり方が問題だ、ということになるんでしょうかね。

ここはきちんと記者会見に亀田興毅選手が出てきて、怪我をした経緯などなどをきっちりと説明する場を設けた方が良いと思うよ。オレとしてはね。

まっ、どーでもいいけど。

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東西学生アメリカンフットボールの結果

関東学生アメリカンフットボールの結果、明治大が一橋大に負けてやんの。それも完封。

オレを悲しませないでくれ、グリフィンズの面々。

それと打って変わって日大はなかなかよい。中央大との接戦をせいし、辛くも勝利。よかったね。

それにしても帝京大。なんだそのテイタラクはぁ。バスケットボールの試合じゃぁないんだから。100点以上とられるなよ。実力が違いすぎるのか?地方の上位チームのほうが良い試合するんじゃないか。関東は1部リーグは2ブロックに分けず、チームを削減するなど編成について再検討する必要があるだろうな。上位対下位のつまらない試合を有料で見せられるのはファンとしてはたまらない。金返せ!

詳細は関東学生アメリカンフットボール連盟のサイトで。

一方、関西リーグですが、この時期早くも関京戦が行われました。春先の不祥事とここんところの弱体化を乗り越えて、一勝をあげた京大ですが、さすがに関学には負けてしまいました。なかなか大変なチーム事情なんでしょうが、一ファンとして応援しまっせ、水野はん。

試合については関西学生アメリカンフットボール連盟のサイトで。関京戦については、10月3日より讀賣テレビのHPでVOD配信されるそうです。楽しみにしよう。
(2006年関京戦のVOD配信は13日ではなくて3日でした)

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阪急阪神 発足 ですが

今年の頭あたりかな、阪急が阪神を買収するって話題で、阪神タイガースファンは反対してたことをこのブログに書いたりしたことがあった。

で、それが現実になって、本日 阪神阪急HDという会社ができたそうな。そうなると阪神タイガースは阪急の子会社になるのかな?どうなんでしょう。

で、かつて阪急の買収に反対してた人たちは今の状況をどう考えてるんでしょう。

阪急が阪神を買収するって話題の後に、村上ファンドが阪神株を買いあさり始めて、それを阻止した阪急はなんだか知らないうちに正義の味方になってしまって、反対意見は忘れ去られてしまったのでしょうか?

前にも書いたけど阪急という会社はかのブレーブスを売り払った前歴があるんですよ。阪神は儲かるから売らないんでしょうか?だから良いのか?それならばかつての反対意見の根拠は?

まあ、オレは阪神ファンではないので、どーでも良いんだけど、あの騒ぎはナンだったんだろうというのがショージキな感想です。

物事をすぐに忘れる日本人、カナ。

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読書の秋となります

昨日、京極夏彦の「邪魅の雫」を買ったんですが、今日は借りてた本を図書館に返しに行ったところ、村上龍の「半島を出よ 上下」が本棚に燦然と輝いきながらオレのことを待っててくれたので、ナンにも言わずに手にとってそのまま貸し出しカウンターへゆきました。

それから、ゲド戦記の二巻目「壊れた腕輪」もあったから一緒に借りたわけです。

「邪魅の雫」のプロローグ部分をちょうど読んだところなんですが、「半島を出よ」が手にはいったんじゃぁしょうがない。京極夏彦は後回しにして、村上龍からゆきますか。

感想は読後 すばやく。

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ドイツ削り

Ginpo
最近、ふと思いついてステドラーの鉛筆を買いまして、それならば鉛筆削りも必要だろうと思ってたところ、近所のデーパート内の文房具売り場で「ドイツ削り」という名前の鉛筆削りを見つけたので思わず買ってしまいました。

で、パッケージに堂々と「Made in GERMANY」と書いてあるこの商品、発売してるのはドイツの会社ではなく「銀鳥産業」という名古屋市の会社でした。会社名は”ギンチョー”だけど、パッケージ左上には「ギンポー」と書いてあるけど、このギンポーとはギンチョーのメインブランド名とのこと。が、しかし、ギンチョーのホームページにはこの鉛筆削りは掲載されていない。手作り感満点の不思議なHPです。

で、なんでドイツ製なのかとよく見ると、刃の部分がどうもドイツ製らしくて「Made in GERMANY」と彫り込んである。本体はアルミダイキャストで軽く筆箱にも入る小ささで○。削り心地はといえば、さすがにドイツ製の刃できれいに削れますね。

157円(消費税込)のお手頃価格で発売されております。

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ボーダフォンからソフトバンクへ

ボーダフォンは今日からソフトバンクに変わって、オレにとっては携帯に書いてあるロゴ以外に何が影響あるのかと言えば、これまでボーダフォンライブ!という名前で提供されてたインターネットポータルサービスがYahoo!になった事ですね。

で、今日10月1日につないでみるとちゃんと変わってる(当たり前か)。早速使ってみるとこれはなかなかよい。

出張がちなオレとしては、これまで月200円の経路検索サービスを利用してきたけど、Yahoo!ならタダ。

孫さん、エライ!でも、既存の携帯向けコンテンツプロバイダーは大変だろうなぁ。

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