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「Good night,and Good luck.」を観る

Goodnightgoodluck
TSUTAYAが旧作100円セールをやってたので行ってみる。目的は黒澤明の「隠し砦の三悪人」を借りることだったけど、全部借りられてた。で、この間観た「太陽」も5本くらいあるのが全部貸し出し中。恐るべし、100円レンタル。

で、ふと見つけたのが、ジョージ・クルーニー監督出演作の「Good night,and Good luck.」。これってコラムの花道で町山智浩氏がほめてた作品のような気がする。ので、借りました。

実話を元にして作られた本作品の詳細はご紹介サイト(http://www.goodnight-movie.jp/)を観てもらうとして、感想を書きましょう。

まず、画面が白黒。これは1950年代当時の雰囲気を醸し出して○。オープニングのパーティーシーンなんて、カラーだったらあのカンジは出せなかったと思う。なかなか良いですね。古き良きアメリカっていう印象を持たせます。

映画自体はBGMもあまり流れず(唯一シーンのつなぎでシーンを象徴するような女性ジャズボーカルが流れます。これがまたイイ感じ)、淡々とドキュメント風に進むので(撮影自体もドキュメント風に撮っている)、派手な映画が好きな人にはダメかもしれないですね。でも、淡々と進むストーリーは白黒映像と相まって、落ち着いた雰囲気を与えてくれます。でも、物語自体はなかなか厳しい内容なんですけどね。

映画の中の登場人物らは、自分たちのそれぞれの正義を信じて突っ張ってゆく。その姿勢がかっこいいし男らしい。いかにも「仕事をしているぜ!」といった風に見えるし、その結果が主人公のエド・マローをたたえるパーティーの雰囲気に現れています。振り返ってオレはあんな風に後から思えるような仕事をしているんだろうか、とふと不安になったりして。昔の人はキチンと仕事をしてたんだなぁ、なんて考えさせられましたね。

さて、この映画、登場人物はみなたばこを吸いまくっております。映画中のたばこのCMが流れるし、TV出演中の主人公のエド・マローはたばこを吸っています。これを観ると時代を感じてしまいますね。そのための演出なんでしょうが、皆が皆たばこを吸いまくるのはとても印象的。(ちなみにWikipediaによるとエド・マロー氏の死因は肺ガンであったとのこと。余談ですが映画でマロー役を演じた俳優さんは掲載されている写真のマロー氏とそっくりなのは驚いた)

最後に、オレは吹き替え版で映画を観たんだけど、エド・マロー役の吹き替えの人の声がTVで流れる犯罪もの(”警視庁24時”とか言うヤツ)のナレーションの人(だとおもう)なので、ちょっと気になった。後で少し原語版を聞いたけど、こっちのほうが良かったかも。

そんなわけで、今回のブラボーポイントは3.5ブラボー ですた。

追記)
この映画の中に出てくるエド・マローのスピーチで「今のTV番組を100年後の人間が観てどう思うだろう。」という内容のモノがありました。ただ娯楽の為だけにTV番組が乱造されてゆけば、TVの存在意義自体が無くなるという内容のモノで、これはこの映画を観たヒトタチにとって今の日本のTV界に対しての警告のように聞こえたのはず。そう感じたのはオレだけではないでしょう。

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» 映画「グッドナイト&グッドラック」を見て ("wires and lights in a box") [英語の海を泳ぐ]
この映画をめぐっては、去年6月12日のエントリで、ダイアン・リーヴスの見事なサウ [続きを読む]

受信: 2007/04/16 00:58

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