« 空港の手荷物検査場の金属探知機でやたらとキンコンキンコンなること(それも特定の空港だけ) その2 | トップページ | 「PLUTO」 読みかけ »

「挑発者」読了

久々の東直己本。図書館で発見し、すかさず借りる。

で、読み終えたわけですが、感想としては「東直己の小説は面白いなぁ」です。

北海道の出版社サイトで週2回のペースでエッセイを掲載されてて毎週楽しみに読んでるんだけど、小説はまた違うおもしろさがある。

多少、説教くさい(っていうか、作者自身の不満その他)が羅列されているし、作品テーマ自体もそういった方向なんだけど、筋のもって行き方などミステリーとして良くできていると思います。ただし、いろんな事柄が盛り込まれてて、メインテーマが分散されて散漫な印象もあり。いくつかの出来事が平行して進むモンで、少しまとまりがない気もしますねぇ。それと最近の作品は特にそうなんだけど、後味が悪い。スッキリしないラストで今ひとつ。まぁ、多少救いが残るような終わり方なんだけど、放り出された謎がはっきりさせられないまま終わってしまったりして、消化不良な感じが残りますね。

それはともかく、オモシロイのは確か。東直己はオレが好きな作家でナンバーワンを争うひとりです。今回の作品は75点としましょう。

追記)今回読んだのは初版だったんだけど、プリントミスを2カ所発見(3カ所くらい有った気もするけど忘れた。前読んだ東作品にも何個か有った記憶が・・・)。もう少し校正をチャンとしようぜ、角川春樹事務所殿。

|

« 空港の手荷物検査場の金属探知機でやたらとキンコンキンコンなること(それも特定の空港だけ) その2 | トップページ | 「PLUTO」 読みかけ »

「読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/93174/16935967

この記事へのトラックバック一覧です: 「挑発者」読了:

« 空港の手荷物検査場の金属探知機でやたらとキンコンキンコンなること(それも特定の空港だけ) その2 | トップページ | 「PLUTO」 読みかけ »