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映画(DVD)2題

片道4時間越えの移動で出張に行く必要があったので、どうせ電車の中では資料読んだりなんてことしないだろうから、かといってずっと寝てるのもかえって疲れると思い、映画を観ることにしました。で、選んだのは劇場で見逃した「ダイハード4.0」と家族が観てた「ベクシル 2007日本鎖国」の二本。

で、まずは「ダイハード4.0」から。政府やインフラ関連のネットワークに不正侵入してカネを巻き上げるワルモンと、たまたまそれに(またまた)巻き込まれたマクレーン氏の対決。頭脳戦を仕掛けてくるワルモン一派と体力と勘と運で立ち向かうマクレーン氏。果たしてどちらが勝つのか、って マクレーン氏が勝たなけりゃ意味がない。で、勝つわけです。映画自体はマクレーン氏の暴れっぷりを楽しむのが第一。シリーズ2作目で観客があきれかえったご都合主義以上の大活躍を見せてくれます。細かいところは無視して、暴れまくるマクレーン氏と氏のチャーミングな娘(一作目で小さかった彼女がこんなにリッパになって、と感慨もひとしお)を観て楽しみましょう。敵方の東洋系の女性もなかなか魅力的ですぜ、ダンナ。

で、この作品、アクションシーンが凄いんだけど、これってたぶん全面的にCGですよね。カメラの移動や実際には存在しないような動きに加えて、ワイヤーワークっぽいシーンもなかなか凄い。ビルから落ちるシーンなどはスタントマンの気合い一発な落下や転落よりも気持ちよい落ちっぷりに思えました。

そんなわけで、3ブラボー。暇つぶしに楽しむにはピッタリの作品。

もう一作は「ベクシル 2077日本鎖国」。こちらははなっからCG映画ですが、人間の動きをキャプチャーして作られてる感じ(詳しくは知らない)。ので、動きは自然なんだけど、登場人物の表情がダメ。これなら、素直にキャプチャーしたヒトタチに演技をしてもらった実写の方が良かったかもね。メカやセットを作る金がないんならば、人物だけ実写でその他はすべてCGでも良かったんじゃない?それでも金はかかるか。まあ、どうにも中途半端な感じでした。

で、ストーリーのほうですが、今ひとつ未来としての世界観が構築できてない。「メカと美少女」+「CGの格好いい動き」だけで、作ってるヒトタチが「これってカッコイイよな」という自己満足的なつぶやきが聞こえてきそうな画面。確かに悪くはないけど、音楽の使い方や画面レイアウトなどはオレには3DMarkのベンチマークテスト画面に見えてしょうがなかった。なので、映像自体もマニアが個人の好みで作っただけという印象。映像クオリティは確かに高いレベルにあると思うけど、タダそれだけ。ストーリーもありきたりな展開。なぜ大和重工の社長はあんな事をしたのか。一応理由を説明されるけど、納得できない。おまえの考えていることは全く理解できないぜ。なので、物語全体にリアリティがない。劇中の日本のイメージは「20世紀少年」のパクリのように思えるし、その上なぜそんな状況になったのかもよくわからない。「観客の予想を裏切るとして、たぶんこんな風だろう」位の考えだけのアイディアではないか。どうにも最新のCGテクニックでメカを描くことに注力しすぎて、他がおざなりになったと思える出来。

映像のクオリティは高いんだから、後はストーリーですな。話は面白くない。残念。1ブラボー+1ブラーボー(映像分の加算あり)

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