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PEARL BOWL XXXII 観戦記(後半)

第32回パールボウルの観戦記 後半です。

富士通のリターンで試合再開。富士通は前半と同様にSG体型。真ん中ドローとQB決めうちキープでゲインを重ねるが、ディレイ防止とおぼしきタイムアウトを取った後、約20ydsのFGをねらうも失敗。鹿島13-14富士通。プレーはゲインするも攻めきれない富士通は、微妙なところでちぐはぐさが気になるという印象。

直後の鹿島の攻撃。富士通のDLが一名足りず(オレも双眼鏡でみてて、”アレ?”と思ったし、LBが焦りまくってた様子でTOをコールしていた)富士通2回目のタイムアウト。さっきのディレイ防止のTOといい今回のライン不足のTOといい、ばたばたしている富士通陣。そんな富士通相手にも効果的なゲインができない鹿島。そのシリーズはパントで攻撃終了。一方 富士通も攻めきれずパントだが、エンドゾーンまでの距離が短かったためだと思われる意識的なディレイで5yds罰退(でしょう、たぶん。プレークロックを見てなかったって事はないよね)。その後コーナーをねらった絶妙なパントで自陣陣2ydsから鹿島の攻撃。富士通のパントはある程度 敵陣に近づいてからの場合がほとんどだったので、パンターはフィールドの隅っこをねらってパントをコントロールしてましたね。

さて、鹿島の攻撃ですが、オフェンスフォーメーションの基本はラインがスプリットしたシングルバック。WRやスロットバックがモーションを繰り返して相手を攪乱しようとしているようだったが、ラインになかなか穴が開かなかったりで前半はその効果も今ひとつ。が、このシリーズあたりからバックスのデイライト能力を生かす作戦に切り替えたのか(RBは#29丸田がメイン)ゲインを重ね始める。ラインはエリアブロック(またはゾーンブロック。細かい違いがよくわからない)で、バックスはあいた穴を見つけてオンサイド、オフサイド関係なく走る作戦。なので、RBがプレー開始方向とは逆に走ってゲインという状況も多くで始め、そのためかLBが逆を疲れフォローが遅れる結果(か?)ランがゲインし始めた。とはいうものの、その鹿島の攻撃もなかなか得点には結びつかず。

そんな硬直した状況のなか、鹿島の4thパントを富士通リターナーがボールをファンブルし、それを鹿島が押さえて相手陣内で再び攻撃権を得る。それで勢いに乗ろうとしたのか鹿島は直後のプレーはWRへのパスを投げる。WRは二人のDBを抜きさりフリーになったものの、エンドゾーン内で手に当てながらキャッチできず失敗。手に当てたんならちゃんとキャッチしようぜ。取ってたら完全にTDというプレーだったのにね。インコンプリート後に一呼吸入れるためかその後鹿島は後半二回目のタイムアウトを取り その直後に再び鹿島はパスプレー。そに対して富士通DBがパスインターフェアーの反則を犯し富士通陣12ydsから鹿島のFDとなる。これまでもパスが手に付かない印象の鹿島レシーバー陣にはラッキーな反則。富士通DBとしてはぎりぎりカットに行った結果の反則でちょっとかわいそう。他ブログで「この試合を始め日本のフットボールはパスインターフェアーの反則を取りすぎ」との指摘があったけど、この試合でのインターフェアは明らかにインターフェアーだとオレも思ったぞ。これぞジャパン・クオリティー。まあ、前述のブログ氏は”それがイカン”と言われてるわけですが。で、その後、ラン→ランで1yds程度のゲインにとどまりつつ3Q終了。

4Q開始。引き続き鹿島の攻撃はその後再びダウンを更新(?)しつつゲインを重ねて4Q残り14:26、#29丸田の1yd右スィープでTDを奪い逆転に成功。盛り上がる鹿島応援団。ここでTFP前に鹿島後半二回目のタイムアウトをとりコーチとQBがフィールド内で相談してる。コーチ陣はサイドラインの外にいて相談するのが普通だと思ってたけど、最近はフィールドに入っても良いのかな?で、相談の結果、TFPはプレーを選択。今回のTD時点で19-14。キック成功でも20点となるため、次に富士通がTD+TFPキックでも逆転を許す状況。一方 ここで2点とれれば同点になるし(4Q終了時点で同点の場合はOTのサドンデス-だったと放送された気がする???)チームの士気も上がる。一方 仮にプレー失敗でも今日は二本のFGを決めているので20yds以内に入ればTD取られても逆転可能なので状況はそれほど不利にはならないから多少余裕有りだぜ、というベンチの判断があってのプレー選択だろうと 勝手に一人で納得。結果は、QBとレシーバーの息が全く合わずプレー失敗で鹿島19-14富士通。プレー選択した甲斐なし。もっと練習しろ。

鹿島の得点でスタンドはかなり盛り上がってきている。客席通路では白人少年二人組が鹿島応援団が配ったバンバンならす応援スティックを打ち鳴らしながら走り回っているが、富士通応援団の中をはしるのでほぼ無視されててちょっとかわいそう。ちなみに富士通応援団は応援フラッグを配布。ただし、ゲーム終了後には回収してた。さすが”ITエコ企業”。

その後富士通は3rd1ydとなるシーンもダイブを止められて4thパント。パントはゴール前まで飛び、そのままほっとけばTBになると思われたけど、鹿島リターナーは富士通選手が目の前にいるにも関わらずリなぜかキャッチし、即座にタックルされ自陣5ydsでプレー開始となる。リターナー氏、なぜキャッチする。ファンブルしたらどうすんねん。東京ドーム内で”ありゃ、ほっといた方が良かったぜ”と思ったのはオレだけじゃぁなかったでしょう。

続く鹿島の攻撃は#29丸田の活躍でランで前進。それにつれて早いタイミングのパスも通り始めて(長いパスはカバーされててやむを得ないQBキープとなる状況だが)イイ感じ。が、結局パント。どうもツメが甘い。パスがなかなか通らないのが致命傷か?

一方富士通もなかなかゲインできずパントで再び鹿島の攻撃。スカっとしたゲインがない一進一退の戦いという感じで終盤へ。

4Q残り2:00。相変わらずレシーバーがカバーされているのでパスは通りづらいが(時々成功するという印象だった)、デイライトばりばりの丸田ランがゲインを重ねて敵陣まで攻め込み最悪でもFGという状況に。パスが通らないし、FG用のポジション取りの目的もあり(と思われる)のラン攻撃を繰り返したあと、最後は#29丸田が穴を見つけながらの10ydsラン(プレーサイドとは逆に走り込んでの)でTD!TFPでは前回と同じく再びプレーを選択し、今度は丸田ダイブフェイクでLBがつられたところをQBキープで右サイドに走り込み2点追加で鹿島27-14富士通。残り1:00でほぼ試合は決まり。観客もぼちぼち帰り始めるヒトが目立ち始めた。(時刻も21:00を過ぎていたし)

富士通最後の攻撃シリーズは残り1:00。外側へ逃げるパスの乱れ撃ちで時計を止めながらの攻撃は常套手段でその通りのプレーぶりだったけど、そのうちフィールド内でボールデッドになる。残り時間は0:30位(未確認)当然残り1個のタイムアウトをここで使うかと思うと結局使わず(QBはタイムアウトのジェスチャーをしていたように見えたけど)、続けてプレー。で、すぐにスパイクし時計を止めるかと思うとそれもなし。結局そのままパスプレーを続けタイムアップとなり、結果 27-14で鹿島ディアーズが優勝しました。

総括、全体の感想は次のエントリーで。

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